◎香りに鼻を向け感度高めて未来を探ろう。大切なものは目に見えない。                 印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

ハマユウ(浜木綿、ハマオモト)の香り
dsc_8835.jpg山口県角島 灯台付近の群生 2019-11-08_12.43.42.jpgキジカクシ目ヒガンバナ科 ハマユウ(浜木綿、ハマオモト)房総半島南部以南〜沖縄の太平洋側の海浜に多く見られる。 dsc_8826.jpg山口県角島 2019-11-08_12.44.01.jpg山口県角島灯台付近 日没頃より芳香を放つ。蛾が吸蜜の訪れ花粉を媒介する。甘く幻想的な香り。 dsc_8846.jpg高知県足摺岬 2019-10-13_16.26.34.jpg高知県足摺岬 dsc_8791.jpg高知県 室戸岬 img_6850.jpg室戸岬 d55_0774.jpg室戸岬 img_6941.jpg室戸岬 海岸べりの ハマユウ dsc_8833.jpg室戸岬付近 img_6928.jpg高知県 室戸岬付近 r0014059.jpg都心でも出会えることも。大阪市天王寺区谷町筋 dsc_8785.jpgハワイ島 ハワイ・トロピカル・ボタニカル・ガーデンのハマユウ。(英名crinum)海岸沿いに咲く dsc_8789.jpgハワイ島 ハワイ・トロピカル・ボタニカル・ガーデンのハマユウ。 r0014975.jpg大阪 USJ

夏始まる、ラベンダーな休日。
dsc_2031.jpg埼玉県比企郡嵐山の千年の苑ラベンダー園 2019-6 dsc_2028.jpg埼玉の空は青い dsc_2040.jpg dsc_2044.jpg多くは、ラバンジン種。これから(7月頃)開花始まるフレンチ種。色の綺麗なイングリッシュ系はあまり見かけませんでしたが、香りの豊かなラバンジjンは朝夕に豪勢な香りが辺りを埋め尽くします。環境もよく展望台、休憩所もあり心地のいい時間を過ごせます。 dsc_2026.jpg摘み取りができ、香りのお土産が楽しいです。」 dsc_1976.jpgマイラベンダー園もありました。

伊吹山 (滋賀県)ユウスゲ
dsc_6897.jpg滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山は、冬はスキーで賑わっています。 r0021909.jpg3合目のユウスゲが咲く高原へ林道を登る。 dsc_6898.jpgユウスゲは、夕暮れより開花が始まる。 dsc_6927.jpg3合目辺り一面にユウスゲが開花。 dsc_6900.jpgユウスゲ2輪。仲間のニッコウキスゲは昼咲き。 dsc_6972.jpg間もなく夕暮れ。 dsc_6964.jpg3合目まではゴンドラでも登れる。 dsc_6945.jpg続々と咲き始める。 dsc_6916.jpgノイバラも、ひっそりと咲いていました。 dsc_6937.jpgたった1日で花を終えるユウスゲ。 r0021934.jpg香りがあたりに拡がる。
伊吹山の3合目高原に夕暮れから咲く「ユウスゲ」探訪(7月頃)

 

夏は、ラベンダーの香りを
嗅ぎに行こう!

静けさの中に広がる香り

自分好みのラベンダーを探してみましょう



早朝のラベンダー畑は静寂そのものです。まるでラベンダー畑が音を吸収しているようで、聴こえるのは、蜜蜂の羽音と僅かな風の音だけ。太陽の下でハーブに対峙する貴重な一時を盛上げてくれるようでした。

広い、ラベンダー畑の真ん中に身を沈めると、なんともいえない解放感と幸福感に満たされてきます。香りと、心地よい光景、穏やかな音が奏でる最高の時間を体験できます。

ハーブ園や、産地では、幾種類ものラベンダーを栽培されている事が多いので、自分の好みの香りを探しに行くのも楽しみの一つでしょう。

夜明け直後の清々しい空気感


中には、白いラベンダーや、純国産のオカムラサキといったとても香りのいいものもあります。気に入れば精油(アロマオイル)や、ドライラベンダーなど香りのお土産を買うのも楽しみです。

十勝岳がかすかに望める

見渡す限りラベンダーラベンダー、ラベンダー。
こころの深部まで滲みる。

ラベンダー摘み蝶も蜜蜂もやってくる



ラベンダー畑では、少し肩の力を抜くとすぐに眠たくなりますので、余裕を持って訪れるといいでしょう。たっぷりと心に滲みるまで味わいましょう。

ラベンダー畑の真ん中で

香りを感じましょう。

各地のハーブ園では、ラベンダーが栽培されていますので、早朝か、夕方等比較的人出の少ない時間帯を目指して訪れると楽しみやすいです。しかも香りがよく飛散する時間帯です。

珍しい「濃紫ピンク」という品種。


北海道で栽培されたオカムラサキという品種は、富良野ラベンダーの貢献者であるファーム冨田の開発品種です。

「オカムラサキ」は色が薄い

1990年に南フランスのモンブランで開催されたラベンダー精油品評会で一位に認定された精油です。日本人好みの親しみやすいとてもいい香りです。

まさしく「ラベンダーの海」


ゆっくりと最高のアロマテラピーを堪能しましょう。


ラベンダー畑の多くは、収穫を目的に栽培していますので、確認してから出かけるようにしましょう。

撮影:2005年7月17日 北海道富良野
ポプリの里、彩花の里、ファーム冨田等

感香旅行「ラベンダー」LinkIcon

 

海辺の浜木綿(ハマユウ)
夕暮れからの香りのショー

黒潮に乗って漂着する

漂着種子の新天地に繰り広げる香りの乱舞



温暖な南日本の海浜で見かける花。夕暮れから香りが拡がる夏の花。秋の田畑で見かける真っ赤な彼岸花(ひがんばな)の仲間で花は白です。

山口県角島

個人的には灯台に最も似合う植物と思っています。南日本の海岸には南方から種や株が海流で運ばれる植物が多くあります。ハマユウの他にも有名な椰子(ビロウ)、アオイ科のオオハマボウ、グンバイヒルガオ、アダン、クワズイモなどと漂着種子たちの海を超えたツワモノの姿に対峙できます。

高知県足摺岬

主な分布は、南西諸島全域、鹿児島県指宿市の長崎の鼻、和歌山県の串本町潮岬周辺、高知県土佐清水市の足摺岬、福岡県の芦屋浜、愛媛県の愛南町周辺、静岡県南伊豆町の弓ヶ浜海岸周辺、山口県の角島等房総半島以南の海岸で出会える花です。開花時期は7月から9月頃。

角島灯台前 左:東シナ海、右:日本海


蛾が虫媒するので夕暮れより一層香りが強くなります。甘い香りは夏の夕暮れの海岸を香りで雰囲気を盛り上げてくれます。自生は海岸沿いですが、園芸としても街なかや植物園、公園などでも見受けます。

夏の数カ月間開花しています

黒潮の記憶が開花する

南方から黒潮海流の運ばれる植物には椰子(ココヤシ)や、水仙、モダマ、ハマボウ、ヒルガオ、ゴバンノアシなど数多くあります。そんな中で一際凛とした姿のハマユウはよく目立ちます。夕暮れの香りは黒潮の記憶がそっと漂ってきそうな。

海岸沿いでは群生が見られる

植物園や庭園などでも出会えることはよくあります。車の多い都会や神社の一角、公園などでも出会えることがあります。開花時期にはすぐに分かりますが秋から春までな少しグロテスクな大きな葉っぱが目立ちます。

香川県高松市屋島の四国村にも多く植樹されています。

黒潮の贈り物
崖や水際など漂着したハマユウが健気

都会の真ん中、大阪城近くの公園
夕暮れから香り立つ

夏場、香る植物がやや少ない時期にハマユウに出会えるとその場所が輝いて見えるのは著者だけでしょうか。

花は彼岸花によく似ています。手前奥共にヒガンバナ


同種の秋咲きの彼岸花とは異なり葉の幅がとても大きい。アガパンサスや、スパイダーリリー、カンナなどの葉と似ています。

徳島県宍喰のペンションの庭に咲くハマユウ

7月の香りの花LinkIcon

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「香りのネ、」サイトは、嗅覚を開き豊かな感性を育むことを応援しています。

香りを楽しむ「感香旅行」のすすめ、鼻を使った遊びや暮らしなど、嗅ぐ事に焦点を当てた提案を行っています。嗅感覚を開く事で、五感全体が活性化します。「香りのネ、」の「ネ」は、フランス語で「鼻」の意味です。花など香りと、それらを嗅ぐ方の鼻、両方をまとめた造語です。(運営:香りの環境研究所)

いずれも無色透明の液体です

視覚、触覚だけでは判断出来ない! 


咽が渇いている時
どれを選びますか?

3つのコップには、無色透明の液体が入っています。
嗅覚無しで、安全性を推量る事は困難です。

無意識に、人は食品や環境の安全を嗅覚も全開でチェックしてます。

香りと嗅覚の関係LinkIcon

全部合わせるとどんな香り?

清涼飲料水を作ってみよう



レモン、蜜、シナモン、炭酸水を混ぜると、どんな味?
答えのページへ

視覚、触覚だけでは判断出来ない!

レモン果汁、シナモン(肉桂)、蜜、炭酸水(ソーダ)を混ぜると、市販されている、ある清涼飲料水のような風味がします。さてどんな風味がするか想像して見て下さい。

さーて、どれでしょう。

幼児期に豊富な「香りの原体験」を!
嗅感覚を育む機会を意識しましょう。

嗅覚体験は、バランス感性と受容能力を高め
生きる力を育みます。


特に、幼児期における生活基本臭や固有の暮し臭、自然界の香りとの出会いが、香りのボキャブラリーを豊富に蓄え、身体育成の礎となるでしょう。

音の名前(ドレミ)や、色の名前を覚えたように、香りの名前も覚え「絶対嗅覚」を養いましょう。加えて嗅覚刺激は、他の感覚器官の働きを活性化させます。情報収集の基軸となります。「鼻が利く」とは、感度がいい人の比喩で使われている事からも納得が行きます。

まずは公園で「香りの散歩」デビューLinkIcon
深く知るなら「嗅覚教育」へLinkIcon

旅行読売 寄稿(外部リンク)
「香り」で広がる旅の可能性

どんな香りがするか嗅いでみよう人工香料に出会う前に自然香の体験を!

いつもどこかで香りのリレーで繋がっている

 

いつもどこかで香りのリレーが続いてる

 

冷やしあめ(生姜のジュース)は、夏に飲めば

 

秋は栄養吸収率の高い季節。冬に備えて身体づくりをしましょう。美味しいものや、いい香りを堪能しましょう。

寒さをほんのり和らげる、春の香りのプレリュード

 

香りに包まれに出かけませんか?


ハナニラ

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香りのある時期は短いです、それだけに貴重な体験に加えて、感性を育むよりよい機会です。季節、場所毎に異なる香り体験が、日本では数多くの機会があります。

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夏の香り
r0021238.jpg早乙女花(サオトメバナ) r0020876.jpg海辺でよく見かける小さな花 dsc_6716.jpg小指の爪ほどの大きさ。かなり可憐。 r0020722.jpg別名がひどい。 2020-08-05_yashima.jpg花を潰すと、変な香り。別名「ヘクソカズラ」


身体を季節にチューニング!

すだちかぼす

松茸新蕎麦秋茗荷酢橘と秋刀魚

サガリバナジャスミン早乙女花オニユリショウガハマゴウ

枝豆スイカ月下美人花火ゴーヤキョウチクトウ

とうねずみもちはまゆう ラベンダーふじうつぎアベリアユウスゲ(伊吹山)

キカラスウリオシロイバナユリ鰻蒲焼ゴーヤの葉

クチナシ(西表島)どくだみタイサンボクくちなし(八重)クスノキ夾竹桃

クレソンくちなし(一重)くさたちばなジャカランダもっこく鮎〔香魚)








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