◎香りに鼻を向け感度高めて未来を探ろう。大切なものは目に見えない。                 印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

ローズマリーの花と蜜蜂

香りのある所に蜜蜂がいる

植物の香りは、受粉を昆虫に委ねているものが大半です。昆虫に受粉を助けてもらい、昆虫は花から蜜を授かります。実に良く出来た仕組みです。

市販のハチミツには、レンゲや、クローバーなどの単蜜が有名ですが、ラベンダー、蜜柑、べーべナ、栗、柿など香りの花であればほとんどの蜂蜜が存在します。雑多な花からとった雑蜜などもあります。

緑の多い山間部や、果樹園のある場所はもちろん、近年はハウス栽培などがニュースでも有名です。この他に、都心の公園などで養蜂を行っている人も見かけられます。

言い方を変えれば、養蜂の盛んな場所は「感香旅行」にぴったりの場所でもあるという事です。

ミツバチを見つけて観察していると、意外な花にも香りがあるのを教えられることもあります。ミツバチに出会ったら、邪魔せずBeeFirstで遠慮しながら楽しませて貰いましょう。

蜂蜜と香り

香りをたべるのが蜂蜜

ミツバチの生涯生産蜜量はスプーン一杯とされています。
喉が調子悪いときや、

花の香りを楽しむ感香旅行に出かけると、よくミツバチと遭遇します。同じ花の狢(むじな)なので、なんだか連帯感すら感じるときがあります。

人は、花の香りを楽しんだら副交感神経に働きかけ心が穏やかになったりしますが、ミツバチは蜜のありかを香りを頼りに探し求め、食料となる蜜を集め備蓄しますから人とは異なり確かな労働をしているわけです。
リンデンとリンデン蜂蜜
そんな事情がありますから、あまりミツバチの仕事の邪魔をするわけにもいきませんが、その代わりと言ってはミツバチに恐縮ですが、蜂蜜の存在は人にとても大きな寄与しています。

ミネラルやビタミンが豊富で独特の甘味はとても魅力的です。有史以前よりさまざまな分野で活用されてきた蜂蜜の魅力は、なんといってもその風味です。

一般的に店頭に並んでいるものは、クローバーやレンゲが代表格ですが、地域によっては栗や柿、蜜柑、ラベンダー、アカシアをはじめ種類もとても多くあります。こういった稀少なものは、アイスクリームや、パンケーキ、ワッフルなどで楽しむと一層おいしいです。

専門店を見つけたらぜひ試食してお気に入りのものを探すのも楽しいです。近年、都心で養蜂をする人が増えてきましたので、地域の花の香を蜜を通じて楽しむのもいいでしょう。