◎香りに鼻を向け感度高めて未来を探ろう。大切なものは目に見えない。                 印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |





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月毎の、香りが楽しめる花や風物など、これまでTOPページ等で紹介してきたものです。西日本を基準とした内容で、気象、地域などにより時期がずれる場合もあります。ご了承下さい。便宜上月別に掲載していますので開花時期等のご参考にしてください。

いつもどこかで香りのリレーで繋がっている

 

 3月頃

香りが野山で始まる

イカナゴくぎ煮(兵庫)フキノトウムスカリミツマタモクレン柊南天沈丁花菜の花菜の花アメンボ(飴の香り)

 4月頃

香りの乱舞

沈丁花ハクモクレンは、丸みのある葉弁が特徴ライラックは、小さな花がかたまって咲く。カロライナジャスミンはジャスミンに似た香りカキドオシ辛夷(コブシ)は、大の字に咲く花韮(はなにら)葉が香る月桂樹の花は、甘く甘美。
香りのする桜桜餅ミツマタヨモギヨモギ餅

5月頃  

風薫る5月、香りの種類が豊富な季節です。公園で香りを堪能!

ドイツスズランレンゲソウ田に畑に道路沿いにシャリンバイとても小さな、とべらの花

頭上高くモリシマアカシア公園にシロツメグサ薫るしきみセンダン

バラクスノキ柊南天桐の花

柑橘、皮にこそ薫り甘い〜唐種オガタマクスノキオリーブ

レンゲソウ田に畑に藤の香りシャワー堪能クレソン房アカシア

夏みかん温州蜜柑酢橘

レモンなにわいばら菖蒲柏餅

バラ(春咲き)新茶(茶摘み)ハマナスハマナス

新茶山菜類(ぜんまい)カモミールニセアカシア(ハリエンジュ)
テイカカズラ

柚子の秘境を訪ねる

〜島根県益田市 美都町〜

秘境の柚子

島根県益田市から東へ、かつては秘境として人を寄せ付けない山間部に柚子畑が広がっています。5月の連休明けに開花し、11月に実ります。


美都町の柚子の出荷量は年間200㌧近く。25ヘクタールの農地で栽培されています。県内の和菓子店へ柚餅用、東京、大阪のレストランに出荷されています。出荷量では四国の各県や九州の大分や宮崎に比べ少ないものの、ゆったりとした傾斜地にのどかに栽培されているのが特徴。柚子に似合う最高のロケーションです。
早朝、凛とした芳香を放つ。ミツバチよりも早く出逢いたい。

美都町の山間部に柚子畑が点在しています。

美都温泉を中心に道路が広がっていますから、ドライブするとすぐに見つかるでしょう。家々の庭にもほとんど柚子が植えられています。春の開花が一番香りを楽しめますが、秋の収穫期も黄色い色がとてもきれいで見応えがあるでしょう。


たわわに木に実をつける様は壮観です。

春は香りを、秋には果実を
5月上旬そろそろ開花
平地では稲作を、傾斜地は柚子栽培に適しているようで、段々畑の柚子畑や、田んぼの脇、山間部のわずかな傾斜地に植えられています。

花の香りは5月中旬

開花が早い時期は連休の最中、通年は連休のあとあたりに開花します。開花期間は約一週間ほどです。1日中香りを楽しめますが、朝日が昇る頃がフレッシュな香りを堪能できます。昼頃は太陽が強く香りの揮発が活発なので過朝夕に比べてほんの少し弱くなっていますが充分楽しめます。
車で近くを走行していると窓から香りを感じ取れます。

5月連休明けに開花

柚子畑では農家の方の挨拶と承諾を

柚子畑の感香は所有者に目的を告げてから楽しませて頂きましょう。農作業の邪魔をせず、繁忙期には立寄りを遠慮しましょう。
香りの楽しみは、傍目には不審者ぽくも見られがちなので、一言告げておくといいでしょう。

柑橘類は、花の香りが絶品。


5月の、開花時期には朝か夕暮れを狙って訪問すると強烈な香りの乱舞が楽しめます。あまりの香りに酔うかもしれません。心がすごいボリュームで平穏になってゆきます。日中も楽しめますが、朝か夕方以降は香りの量があふれんばかりなのでお勧めです。

五月の連休開けあたりの1週間くらいが嗅ぎ時です。美都温泉を中心に、周辺に柚子畑が点在しています。収穫期は、邪魔にならぬように注意して楽しみましょう。

11月頃から完熟

収穫用に低く選定された樹形が美しい
柚子は捨てるところがない果実

柚子の最盛期頃、冬至の柚子風呂を楽しみましょう。柚子の果皮の裏側白い綿上の繊維はお肌をすべすべにしてくれます。お風呂の中で角質を擦るとしっとりとします。


香りのお土産


薬味の柑橘類では、とても人気の柚子です。収穫直後の「ヌーボー柚子」を秋の収穫時期は、安いものなら1個数十円ほどで売店で購入でき事もあります。皮も実も楽しめるのでジャム作り、生搾りして柚子酢、お風呂に浮かべたり、薬味や余ればポン酢づくりなどして楽しめます。

秋は、柚子の収穫
柚子ヌーボーを楽しむ。




柑橘系薬味のキングとでも言えそうな柚子は、香りの楽しみ方も豊富です。
ジャムやジュース、サイダー、柚子味噌をはじめ、ゆべしや菓子類など豊富です。地元の道の駅や温泉の売店などで入手できるので、楽しみましょう。

柴犬のルーツ「石号」の故郷
日本の柴犬のルーツとされている「石号」の故郷が同町二川です。昭和11年に石州犬研究室の調査で明らかになり、美都温泉に石号の碑が建立されています。近くに石号記念館もありますので、柴犬愛犬家には楽しみが多いです。

柚子感香の後は、温泉で仕上げ
柚子の最盛期なら柚子風呂が楽しめます。


収穫時期は、毎週火曜日にゆず湯
美都町の中心に美都温泉があります。アルカリ単純泉で少し濁った透明泉で肌がぬるっとして、よく暖まります。島根県でも有数の人気の高い温泉で掛け流し33度の良泉です。柚子の収穫期には、例年毎週火曜日にはゆず湯が提供されます。 立派な露天風呂もあり景色を楽しみながらゆったりと過ごせます。施設も浴槽もとてもきれいに管理されています。
傾斜地の柚子畑

近隣には、ペンションや、温泉宿があり静かな山間のひとときを楽しめます。
温泉横に道の駅があるので、情報週報に立ち寄るといいでしょう。柚子を使ったジュース「ゆずっこ」もおいしいです。

(記事中の写真は春に咲く花と、秋の実生の写真が掲載されています)

美都温泉

美都温泉 湯元館
島根県益田市美都町宇津川ロ630-3
TEL.0856-52-2100
FAX.0856-52-3668
定休日:毎週水曜日

美都温泉の売店で格安で売られている
LinkIcon道の駅サンエイト美都
道の駅に隣接して美都温泉があります。


春を嗅ぐ (ハクモクレン)

img_2351.jpg白木蓮(ハクモクレン)は枝に小鳥がのっかっているように見える。 img_2358.jpg春一番、純白の花が天に向かって満開 img_2359.jpg満開が過ぎるとパカッと潔く咲いて散る。 img_2372.jpg空に向かって凛とした樹姿 r0019709947e93c83v83e83bmokuren.jpg葉はまだ無く、純白の花だけ咲く。 img_2341.jpg遠めにも白い木蓮はよく見える img_2354.jpg甘い香りが春の気分を盛り上げる。 dsc_7974.jpg公園に白い装いが気持ちいい。 img_2347.jpg天に向かって咲いてます。 dsc_790783n83n838283n838c8393.jpg高く伸びて雲に溶ける? 春の白い花LinkIcon


香る桜を探そう(桜)
dsc_300391a295bc8bc78df7.jpg桜には香りがないと言われていますが dsc_303089i8cb98e9b3f.jpg品種によっては、香る桜もありますよ dsc_27018df7.jpg近づいて香りを確かめてみましょう dsc_305291ea8d8182e8.jpg滝香 dsc_30618ce493a93f5.jpg御殿匂 dsc_30708ec58er.jpg芝山 dsc_307794aa8fd8dg91e59387.jpg八重紅大島 img_0154e4dd97a28d81.jpg dsc_27158df7.jpgほんのり甘い香りです dsc_309193f58df7.jpg匂桜 dsc_31018df7e3o9f7e.jpg結構香る桜が見つかりますよ

春の白い花LinkIcon r0019951.jpgハナニラ(花韮)。葉は、文字通りニラ臭。 r0019947.jpg毎年連休前に開花がはじまる r0019950.jpg純白に、うっすらパープルがきれい r0019959.jpgタンポポと一緒に r0019981.jpg4センチほどの花 r0019972.jpg毎年少しづつ、拡がっている

r0021238.jpgカラタネオガタマ r0020876.jpg山口県萩市の夏みかんと武家屋敷 dsc_6716.jpgみかんの蕾 r0020722.jpgフジ r0020694.jpgフジ

各地のバラ園が、一年で最も 香り立つ季節です。(大阪市 中之島バラ園)

ローズガーデンで生アロマテラピーを楽しむ
r0016415re.jpgローズガーデンに香りが充満する季節 dsc_7775.jpgお気に入りのローズガーデンを探そう dsc_7744.jpgバラは、春と秋の年2回咲きます dsc_7559.jpg春はボリューム満点 dsc_7596.jpg散歩しながら生のアロマテラピーが楽しめる dsc_7661.jpg野球場跡地のバラ園(兵庫県伊丹市の荒牧バラ園) dsc_7660.jpg原種のバラは純粋な香りがすばらしい dsc_7707.jpgお弁当かお茶持参なら、ゆっくりと楽しめます dsc_7728.jpg好みの香りを探してみる dsc_7733.jpg dsc_6850.jpg都心の中にもローズガーデンはあります(大阪市中之島公園バラ園) dsc_15592082cc83r83s815b.jpg遊園地のローズガーデン 大阪 枚方パーク dsc_6859.jpgアスピリンローズは、清楚な香り r001685183i83g837d928694v9387.jpg見ても、嗅いでも心地いいナエマ r0016895928694v93878381838b83w839383j815b83j83m8393.jpgバラ的咲き姿のメルヘンカーニギン dsc_5991.jpg大阪万博公園のローズガーデンは空がバックで気持ちいい dsc_8241.jpg大阪浜寺公園 バラ園は、起伏のある優美な雰囲気が魅力です dsc_6393.jpgアンネフランク財団提供のスベニール ド アンネフランクはアンネの家のバラがルーツです dsc_7683.jpgガーデンの一角に原種コーナーがあれば、ぜひ訪れよう dsc_8383.jpgハマナス 大阪 浜寺公園

旬の香り、唐種招霊(カラタネオガタマ)はスピリチュアルな装い。
r0012718.jpg連休が開けると、唐種招霊(カラタネオガタマ)が開花する。 r0025356.jpg直径4cmほどのクリームとパープルが混ざった花。 r0025370.jpg香りは、甘く近寄るととても強い香りで魅せる。 r0025362.jpg中国原産のモクレン科の植物。大坂城で2012年5月18日撮影 r0025367.jpg名前の通り(唐種招霊)霊を招く花。香りはとてもおいしい香り。 r0025380.jpg春、楠の花と共演。香りが重なる。(手前、唐種招霊。奥、くすのき) r0025390.jpg神前に供え神霊を迎えるための木として神社に欠かせない。 dsc_7111.jpg滋賀県、日牟禮八幡宮の境内 dsc_7112.jpg拝殿の右側に大木があります。 dsc_09492082cc83r83s815b.jpg平等院、藤の花が満開の頃(5月上旬) dsc_0964.jpg浄土院辺りでも開花 dsc_1018.jpg京都、宇治上神社の境内にも dsc_1009.jpg珍しい色で開花 dsc_1014.jpg赤味の唐種オガタマが開花。スピリチュアルな香り? を漂わせています。 dsc_4059.jpg島根県 三隅神社の春祭の頃 dsc_4174.jpg境内の一隅に dsc_4183.jpg香りを辺りに漂わせていました。 dsc_4192.jpgおみくじが結ばれていました。



梅雨明けの銘香 酢橘の花
dsc_2174.jpg連休開けの楽しみ。柑橘類の開花。四国徳島(5月中旬) dsc_2194.jpg神が棲むような佇まい。徳島県神山町。谷間にひっそりと咲く酢橘の花。 dsc_2171.jpgネロリの原料、オレンジと同類の酢橘も気品ある香りを放つ。 dsc_2195.jpg朝夕、香りが強烈に谷間に飛散する様は、まさに桃源郷ならぬ酢幻境。 dsc_2188.jpg酢橘の生産日本一。国内の98%が徳島県産と言われています。 dsc_1140.jpg高齢化による栽培農家の減少。よって無農薬伸び放題の酢橘も結構見つかる。神山町、佐村河内村産が人気が高いとか。海寄りの栽培は主に果汁抽出に使用される。 dsc_2310.jpg収穫期になると周辺の地域では、酢橘うどんが品書きに登場する。8月頃(ハウス栽培)〜路地ものは9月頃より出荷。冷やし酢橘うどんでも、温かけ酢橘うどんでも香りが堪能できる。人気のメニュー。


海岸に自生するハマナス

3月、梅林へ行こう!

梅は夜見るもの? 香りを聴くもの?

江戸時代、庶民は桜よりも梅の香を楽しんでいた。


梅といえば、梅干しかもしれませんが、今年は近場の梅園か、梅林へ香りを楽しみに出かけませんか? 好みの香りに出会えると、結構はまるかも。白系の花が香りが楽しみやすいです。


緑萼(りょくがく)

関西では、3月初頭には各地で梅の開花を楽しむ「梅祭り」が催されます。観梅はもちろんのこと、出店や、梅の植木市も同時に開催されるところも多くあります。

香りの散歩LinkIcon

梅の香鑑賞は楽しい

緑萼、白加賀はバナナの香り?

入口付近の白加賀

夜の梅という名の羊羹(ようかん)がありますが、梅は夜愛でると格別です。満月の日にどうぞ。

嗅ぎ人TalkShowLive(投句)LinkIcon

◎嗅ぎ場 地図

大きな地図で見る

T.Konoさんの大阪城梅林・梅だよりLinkIcon

4月、5月は、藤の香りを嗅ぎに行こう!

山を彩る薄紫の艶姿

新緑に眩い垂れ藤


公園の藤棚が色づくシーズン到来。蔓性の藤は、他の樹木を支えに伸びて行きます。色も藤色の他、紅色、白、緋色など艶やか系の美しい色が特徴です。

公園や、植物園で楽しむのもいいですが、山間部へ出かけてると自然の迫力のある優美な藤に容易に出会えます。4月中頃から5月上旬にかけて開花します。



紫の雲とぞ見ゆる藤の花
いかなる宿のしるしなるらん   藤原公任

兵庫県 丹波篠山
遠めに見るとまさに、山に雲霞がかかっているように見える藤の花。
万葉の香り豊かな花と香りを楽しみに行きましょう。


公園の藤棚で形と香りを確かめる藤と間違いやすい「桐」の花


山では遠目に桐と混同する事もありますから、公園で、事前に形や香りを確かめておくといいでしょう。

野趣あふれる春の香

自然の中の垂れ藤

山間部をドライブしているとこの時期なら容易に見つける事が出来ます。



春を彩る舞子さんの簪(かんざし)飾りの代表格。連なり垂れる藤の花は艶やかの一言につきます。



風に揺れる藤の花はなんとも風雅で美しいです。

京都宇治の平等院
万葉の香りに触れる・・・宇治の香り旅
各地の藤の名所があるので、春の晴れた日に出かけてみるのも春の楽しみです。

モネの庭(太鼓橋のフジ)
関東圏 藤の名所
関西圏 藤の名所
尾張津島藤まつり

今、嗅ぎ時の香り(四季)LinkIcon
嗅ぎ人TalkShowLive(投句)LinkIcon

酢橘の秘境を訪ねる

〜徳島県 神山町 佐那河内村〜

徳島県中東部、谷間斜面の酢橘

谷間の霧をたっぷり吸って育まれる

柑橘類の花の香は春のご馳走。
季節を迎える身体を整えてくれます

日本の庭木の三大香木と言われているのが、金木犀(キンモクセイ)、沈丁花(ジンチョウゲ)、梔子(クチナシ)が代表されていますが、それらに勝るとも劣らない、別格の香らの一つだと言っても大袈裟では無いです。
5月連休明け頃に1週間ほど開花
今回はそんな柑橘類の中でも奇異な存在の酢橘の花の香りを訪ねます。徳島県の酢橘は国内の出荷量の95%を占めています。徳島県ならではの希少な香りです。

徳島県内の酢橘の産地は広範囲ですが、中でも朝夕の香りが集まりやすい鮎喰川沿いの谷を紹介します。谷間と丘陵地域での栽培で、ロケーションも素晴らしいです。

秋の秋刀魚の塩焼きに欠かせないスダチ

花の時期は5月連休を挟んで一週間ほど開花します。 谷間に拡がる濃厚な香りを楽しめます。
溢れんばかりの酢橘の花
柑橘類の開花は概ね5月連休前後が一般的です。神山町や佐那河内村の酢橘は例年連休明けに一週間ほど開花しています(年によって変わります)。

開花時期には香りの濃厚な朝か夕暮れを狙うのがベストです。強烈な香りの乱舞は桃源郷ならぬ橘源郷? のような気分が味わえます。酸味のある果肉ですが花の香りは甘く詩的。朝の段々畑なら上の段で、夕方ならば畑の下の方で楽しむとより濃厚さを体験できます。陽の光で香りが飛散します。昼間は揮発速度が早く香りがどんどん飛んでいくようですがトップノートを感じられます。朝昼夜で微妙に香りの変化があります。

夕暮れ谷間に集まる芳香の滝
谷の形状によりますが、陽が沈む前には谷底にむせ返るほど濃厚な香りが山頂から香りが川のように下に向かって流れます。もちろん昼間も香りは広がっていますのでご安心を。

開花時期には車窓を開けて走っていると窓から香りがどんどん入ってきます。鼻を頼りに畑を探すこともできます。地元の人に声をかけて、香りの良いポイントについて伺ってみても楽しいでしょう。

秋の秋刀魚の塩焼きに欠かせないスダチ

ピンポン玉相当の酢橘は秋の料理に欠かせない薬味です。特に秋刀魚の塩焼きには欠かせません。お刺身や、お寿司、などを季節の料理や寿司などに重宝がられています。果汁はレモンよりもビタミンC含有率が高くキリッとした酸味。香りは濃厚、果皮は、ビターな味わい。地元四国ではさまざまなシーンで好まれていますが、路地栽培の旬がくると先ずは酢橘うどんを楽しむのが定番です。
地元ではバラ売りはもちろん靴箱くらいの大きさの箱に詰められたものが晩夏から冬のはじめ頃まで店頭を賑わせています。

山間部の湿潤な風土は香り高い酢橘の揺りかご

もともとは、蜜柑などの栽培されていましたが、凶作を期にもともと自生していた酢橘の栽培が本格化したと言われています。徳島市内から伸びる438号線沿いに集荷場や産直などがある辺りが栽培の中心地です。産直などで見学できる畑で情報を得るといいでしょう。付近には温泉やホテル、遍路宿などがあるので朝夕の芳香を楽しむなら一泊するのがいいと思います。

酢橘の花

酢橘の花は真っ白な5弁の花弁の中央が黄色の雌しべ。星の輝きのような形です。この形は柑橘類全般に同様ですが、微妙に花弁の形や大きさが異なります。香りも微妙に異なりますが、何度も嗅いでいるとその微妙な違いがわかるようになります。ワインのテイスティングに似た楽しみでもあります。足げく通って違いを楽しみましょう。

時間によって変わる香りの楽しみ方

花の香は、太陽とともに香りが醸し出されます。日中活動する蜂など虫媒のための昆虫が活動しやすい時間帯に香りが発散されます。揮発性のある香り成分が日射で揮発するので日中陽高い時間帯には香りが飛び気味です。香りの美味しさでもあるトップノートが飛んでしまうので、日陰を目指しましょう。
鮎喰川(あくいがわ)の源流近くの神山町。
斜面の畑なら朝は上、夕暮れは下

朝なら斜面の上の方に香りが濃縮され気味です。逆に夕方は畑の下の方に香りが降りてきます。陽が沈む前の時間帯がゴールデンアワーです。谷間など特に香りの濃度が増しています。夜間も香りは周辺に漂っています。風下側に良いポイントがあるので探してみましょう。




室町時代にすでに自生していた酢橘。
感香の注意点

畑周辺への立寄りは、管理者が分かれば事前にその旨伝えておきましょう。分からなければ、農協等で畑周辺を散策する旨を伝えておきその折に好立地の畑や持ち主の情報を伺っておくといいでしょう。もし、農作業中の方に出会ったら必ず挨拶と意向を伝えておきましょう。多くの場合、開花前に農薬散布を施されるケースが多いですので、農協等で無農薬の畑を伺っておくと薬剤のかかっていない葉のきれいな酢橘の果樹に出会えます。

香りの楽しみ方

香りの感覚はしばらくすると慣れて次第に弱く感じるようになりますので(嗅覚疲労)時々、濡れ手ぬぐいなどを鼻に当ててリセットしましょう。間違っても香料付きのウエットティッシュなどは使用しないように。
大きさ(左がレモン、右が酢橘)
柑橘類の花の香りは、薔薇の香り成分と似ていてアロマテラピーではネロリ精油という呼び方で柑橘類の花を原料に使われています。欧米の調香師の間では、日本産の柚や柑橘などの精油を近年貴重な調香素材として用いられています。そういった、柑橘類の中でも更に貴重な酢橘の花の香を楽しむのはとても
8〜10月のシーズン地元では箱で買う人も多い。

香りのお土産

春の花の時期なら酢橘酢やドレッシングなどが販売されていますが、夏〜冬の時期なら徳島県内の多くの道の駅や産直で生の酢橘が入手できます。小分けしたものから箱入りまで。関東地方では高級品として扱われている酢橘も現地では求めやい価格で入手できます。
秋刀魚の塩焼きに欠かせない酢橘
酢橘の使用法

好み順に紹介します。
1)戻り鰹の刺し身に塩と酢橘果汁
2)酢橘うどん。暑い時期なら冷やしうどんに酢橘の薄切り乗せ。寒い時期なら温かいお出汁に薄切り酢橘を乗せる。
3)焼き魚に酢橘の果汁絞りを数滴。
4)ウイスキーのロックや水割りに半切りの酢橘を投入。
5)大根おろしに酢橘果汁。
6)酢橘ママレードづくりに
露地栽培の収穫は晩夏〜秋。スライスごと頂きます。
【参考】酢橘は絞って使う以外に、皮を擦って使う。スライスで使う。出荷時期は、路地ものは概ね8〜10月。ハウスものは4〜8月。それ以外の時期は冷蔵保管のものが出回ります。

酢橘の保管
箱買いした酢橘は、小分けして真空パックやジップロックで冷蔵庫で保管。半年は持ちます。皮は摺り下ろし、実は絞って使用します。
ハイボールに半切りを投入。夜が豊かになる

●アクセス
徳島県は四国内で唯一電化されておらず、ディーゼル車の運行のみです。路線は主に海岸より。
車で徳島駅より27Km、舗装された国道(438号線)で50分ほどです。

●道の駅
温泉の里神山
徳島県名西郡神山町神領字西上角151−1 ☎088−636−7077

http://kamiyama-spa.com/michi/

●HOTEL
神山温泉ホテル四季の里いやしの湯
徳島県名西郡神山町神領本上角80−2   ☎088−676−1117
神山温泉ホテル四季の里
https://kamiyama-spa.com/
※近隣に遍路宿もあります。

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柑橘の感香花旅

夏みかんのルーツ探索

〜山口 萩市〜

明治維新と夏みかん

萩の海岸に流れ着いた柑橘がこの土地の風土に定着し、後の萩藩士が、貧困士族救済のために夏みかん栽培を奨励した事に由来する萩の夏みかん。武家屋敷に緑の葉、オレンジの実、純白の花が見事に調和し、香りが明治維新の高揚した気風を彷彿としてきます。



山口県観光の拠点でもある萩は、静かな街です。

土塀の武家屋敷も多く保存されており街全体が独特の雰囲気を持った心地のいい場所でした。カフェやお土産屋さんも味わいがあり、たっぷりと楽しめます。


お土産は、古風な缶詰マーマレード(200円)がお勧めです。安くて香りもよく、美味しかったです。



5月連休後なら花と実を同時に楽しめます。特に、日没頃より香りが強く拡がります。訪問した時期は、開花が始まった時期で、場所によってほんのりと香りが拡がっていました。



武家屋敷を散策するだけで充分香りを楽しめますが、少し足を伸ばして郊外の夏みかん畑へ出向くと広大な畑に圧倒されるでしょう。





5月初旬撮影

5月中旬頃が嗅ぎ頃

他の柑橘類と同じく、五月の連休開けあたりが嗅ぎ時の感香シーズンです。萩観光の中心、武家屋敷の一角が屋敷の風情と花、結実した蜜柑が同時に楽しめます。駐車場も完備しておりゆっくりできます。

萩の郊外へ出向くと農園地帯があります。一面に拡がる蜜柑畑が圧巻です。訪問は必ず許可をとって迷惑のかからないようにお楽しみ下さい。萩市一帯、民家〜農園までみかん栽培が盛んです。

山口県萩市平安古町
かんきつ公園・旧田中別邸(萩市平安古町)
LinkIcon萩市観光ポータルサイト

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レモン谷

瀬戸内レモンの島へ

〜広島県 生口(いくち)島瀬戸田〜


みかんに比べ栽培の歴史ま短く近代に栽培が始まったレモン。戦後西洋の豊かさの象徴として愛でられた存在。栽培が定着するまで幾多の苦難を乗り越えて根付いた国産レモン。

国内で栽培に成功したのは瀬戸内海沿岸と和歌山県。日本独自の品種改良のかいあって成功するも戦後のレモン輸入自由化の荒波で大半のレモン農家は転業を図らざるえなかった。
レモン谷から大三島を望む
密かに無農薬自然栽培で苗木を引き継ぎ近年その品質に多くの一流料理人に認められるところとなり、一躍「瀬戸内レモン」のブランドとして脚光を浴び現在に至るドラマの果実です。そんな瀬戸内のレモンの代表格として出荷量も最もい多い広島県生口島に花の香りを求めを訪れました。

歴史あるレモン栽培の地
自然栽培の畑なら花と実が同時に楽しめる
花の季節は5月中旬。温州や夏みかんなどの蜜柑類よりも若干遅い時期に開花します。花の香もさることながら無農薬レモンそのものは年中が収穫期です。枝に実った状態で1年ほどそのままで必要時にもぎ取り出荷するようです。なので花と実生を同時に見られるのも生口島の特徴。土産の生レモンや絶品レモンケーキ、ジェラート、レモン鍋など様々なレモングルメも揃っています。
レモンの花びらは少しシャープな感じ
レモンとアートの島
生口島は、尾道の南側に位置する島。西の日光と呼ばれる浄土真宗の耕三寺の島。古来より各地から耕三寺参拝で賑わう島であり寺は国の有形文化財として美しい佇まいを残しています。昔は船での参拝で賑わっていましたが、現在では広島県尾道市〜愛媛県今治市を繋ぐしまなみ海道上にあり、車で手軽に行けるようになっています。


かつての賑い感のある港町
島で一番賑わっている港を振出しに楽しむのがいいです。港から耕三寺への参道はしおまち商店街と称し贅を尽くした旅館ホテルや昭和の面影を残す店が旅の楽しみを膨らませてくれます。
世界第二位の長さを誇る斜張橋。手前が生口島
参道を抜けると観光案内所、レンタサイクル、耕三寺、平山郁夫美術館があります。瀬戸内はアートで有名ですが、岡山県と香川県で開催されている瀬戸内国際芸術祭を起点に瀬戸内海各地でアートを取り入れた展示や建築などが豊富です。生口島でも随所に屋外アートの展示がされているので探し歩くのも楽しいです。
耕三寺
瀬戸田レモンと瀬戸内レモン
徳島県出身の米津玄師のLemonに歌われているように徳島のみならず四国各県でも栽培が行われています。瀬戸内地方の気象が柑橘栽培に適しているためです。「瀬戸田レモン」は生口島産で他の瀬戸内産は「瀬戸内レモン」と一般的に呼ばれています。菓子やドレッシングなどにもよく使われていますので表記をチェックすると楽しいです。
平山郁夫美術館
レモン谷
生口島のなかでも風光明媚なレモン谷と呼ばれている地区は、生口島と大三島をつなぐ世界有数の長さを誇る斜張橋の袂の傾斜農地辺りに広がっています。
レモン谷
瀬戸内の名物でもある多島美を優美な橋を込みで楽しめるビューイングスポットでもあります。レモン畑の大半は島の南半分です。縦断道路もあるので効率よくポイントを探せます。できればレモン谷以外でも海とレモンの花の美しいポイントを探して楽しみましょう。



嗅ぎ時嗅ぎポイント
朝なら日の出とともに立ち込める絶品の新鮮なレモンの花の香りを堪能できます。夕暮れなら雰囲気たっぷりの大人な香りが楽しめるでしょう。もちろん昼間もシーズンには香りが充満しています。フェリーで生口島(瀬戸田港)に上陸する人なら高根島との海峡に差し掛かる手前からレモンの花の香りを感じ取れます。船の上での感香は格別でしょう。

サイクリング、ドライブでもアートも見ながら
瀬戸田サンセットビーチ
車ならぜひ窓を全開にして島を探索してください。自転車なら島の南半分約12キロのコースで充分に堪能できます。オープンカーでの来訪なら格別。疲れたら島の北西部にあるロードサイドのジェラートショップがお勧めです。もちろんオーダーはレモンジェラート。

ジェラートショップ
花の香を堪能したらレモンジェラートと仕上げ
左生口島、右高根島
隣の高根島も蜜柑栽培
時間があれば橋でつながっている隣の高根島(こうね)はみかんの栽培が主なので、レモンの花の開花が遅いようならこの島で高根みかんの花の香りを楽しむといいでしょう。高根大橋かの眺めはお勧めです。ひょっとして平山郁夫の生家が見えるかも。

お土産も楽しい

お土産の種類も豊富
香りは持ち帰れませんが、お土産ならレモンの記憶を持ち帰れます。駅構内にも美味しいレモンケーキの店があったり、瀬戸田の観光案内所付近に瀬戸田の人気洋菓子店があります。耕三寺の門前にもあります。
ぜひ生のレモンもどうぞ。広島県のJAでは減農薬開花時期以降の農薬は使用していませんので県産の生レモンは皮ごと食べられます。

レモン農家さんは、レモンは実や果汁よりも皮をぜひ使ってくださいとのこと。果物店でもレモンレシピを教えてくれる店もあります。名物のレモン鍋にチャレンジしてみるのも楽しいです。
お土産屋さんのレモンのレシピがかわいい
生口島行の船が出る尾道駅前桟橋
尾道駅前 生口島瀬戸田港行のフェリー

瀬戸田観光案内所
瀬戸田観光案内所

広島県尾道市瀬戸田町沢200-5
☎0845-27-0051
9:00~17:00

生口島地図
生口島ガイドマップ


春のローズガーデンで
心呼吸

早朝、アロマを心に浴びる

ローズガーデンのアロマ浴で整う

東京 神代植物園
春は香りのフェスで
ローズ浴で心を整える

古代クレオパトラの時代から愛し続けられたバラ。催しの床一面に薔薇の花弁を敷き詰めたとか、入浴にバラの花を浮かべたとか逸話も数多くあります。 多くの香水や芳香剤などに欠かすことのできない花の香りです。
バラの花をお部屋に飾るととてもアガりますが、バラの精油なども高価ですがローズガーデンなら香りは嗅ぎ放題です。各地にローズガーデンは存在します。
沈床式バラ園は香りが逃げにくい 
まずは身近なバラ園・ローズガーデンへ行こう
入場料の必要な大型の園の他に市民公園や植物園、遊園地、民間のものやボランティアによるものまでとても多いです。
東京 旧古河邸バラ園フランス式庭園
全国に300箇所以上、バラ園・ローズガーデン
近くのローズガーデンやバラ園などを検索して探してみましょう。北海道から沖縄まで日本中あります。北海道は、いわみざわ公園バラ園やローズガーデンちっぷべつ、北大植物園そしてガーデン街道はど豊富な施設が多いです。本州、四国、九州には数多くのローズガーデンがあります。

兵庫県 荒牧バラ公園
沖縄には東南植物園の一部で出会えます。以前は沖縄かぐや姫のバラ園がありましたが台風で姿を消しました。今、又吉コーヒー園に代わっているので春のコーヒーの花なら楽しめます。
ディズニーランドやユニバーサルスタジオにもかわいいバラ園があります。探してみてください。

香川県 高松港のミニローズガーデン
高価なバラの香りをたっぷり嗅ぎましょう
アロマテラピーに欠かせない貴重なローズですが、10ml程で10万円ほどで一滴のローズ精油を作るのにバラの花50個必要と言われています。数ある精油の中で最も価格が高いです。それだけ貴重と言えます。バラの香りは幸福感と神経の和らぎ、ホルモンバランスの調整など特に女性には効果があるのも特徴ですが、なにより豊かな香りは香りの女王と言っても過言ではないと思います。

目を閉じて15分間アロマテラピー体験を
ローズガーデンでは高価で効果の高いアロマ作用が得ることができます。バラの香りを15分嗅ぐと脈拍はゆっくりと血圧もさがるかもしれません。顔のこわばりが和らぎ笑顔が得られるでしょう。開園と同時に入場すると放ちたての新鮮な香りに出会えます。夕方も香りが充満したなかでアロマ体験が得られます。

バラ園、ローズガーデンの楽しみ方



春咲きバラは奥が深い
バラには春に開花する春咲き、秋に咲く秋咲きの一季咲きと春秋咲く二季咲き、各季節に開花する四季咲きなどの種類があります。春咲きには元種ともいえる品種改良がなされていないオールドローズやつるバラが多く開花します。

見応え嗅ぎごたえあり
一年で最も品種も多く大輪のものが多いのが特徴です。香りも深いのも特徴です。ローズガーデンの楽しみの基本として体験しておくと近代品種のバラと比べられるので春のローズガーデンはマストです。5月中旬〜6月中旬が見頃。

香川県 サンポートバラ園
新雪
秋咲きは、全体に小ぶりなのが特徴ですが、暑い夏を乗り越えた鮮やかで深みのある色も見ものです。10月中旬〜11月中旬頃が見頃。

白系バラが香り強い
香りについては、品種ごとに様々な香りを楽しめます。傾向的には白系が香りが強いものが多いです。もちろん他の色のバラにも深い味わいがりますが、すべてを嗅ぐのが疲れるようなら白狙いで試して下さい。
SAのローズガーデン 福山SA山陽道 福島SA大阪 浜寺公園バラ園
一品種だけをかぎ続けるとしばらくすると香りを感じなくなります。嗅覚疲労という作用のためですので、品種を変えて嗅いでみて下さい。それでも感じ方が弱くなったら、濡れハンカチなどを鼻にあてて深呼吸すると鼻の性能が蘇ります。

大阪 浜寺公園 浜茄子バラの原種ハマナスの花ハマナス 自然分布の植栽
推しバラを見つけよう
いいなと思える香りに出会ったら名前を覚えましょう。推しバラを探すのが楽しみを深めてくれます。
ぜひダマスクローズに出会ってください
モダンローズと呼ばれている近代に品種改良されたバラの多くのルーツには日本のノイバラやハマナスは数多くのモダンローズのルーツとなっているので、ローズガーデンに行った際にはそれらを探してみてはいかがでしょう。元種特有の香りを楽しめます。ただし、目立つ場所には植えられていないことが大半です。それともう一種ダマスクローズはぜひ出会ってください。バラの中のバラ、ダマスクローズです。みなさんがバラの香りと認知しているのがこのバラです。精油採取用の古代からの品種。

近所にもあるバラの仲間
道路の片隅にノイバラたくましく可憐なノイバラ
イングリッシュローズガーデンの展示栽培には少し不向きなのかも。ガーデンの片隅で可憐に咲くイバラ系は健気で見つけると嬉しくなります。道端にも自生していますよ。いずれも元種には棘がつきものなので鑑賞には注意が必要です。お土産に苗を
ローズガーデンで一番ゆたかな時間
一通り楽しんだら、しばし休憩しましょう。この時間がとても大切ですし、ブレンドされた香りをゆったりと嗅いで楽しみましょう。
できれば、ローズティーやハイビスカスティーなどサーモボトルに持参してサンドイッチやスコーン、ビスケットなどでティータイムを過ごしましょう。

楽しみ方いろいろ
スケッチや写真撮影、作句、作詩、深呼吸などそれぞれの楽しみ方でゆっくりと過ごしましょう。ローズガーデンでは苗販売でお気に入り品種があれば育て方など詳しく教えてもらい育てるのも楽しいです。必ず、自宅の環境を伝えて適性似合ったものを選びましょう。
帰りにはもう一度推しバラに挨拶して余韻をお土産に帰りましょう。

LinkIconバラについて Wikipedia

バラ百科 全国のバラ園

旅行読売 成瀬守弘著 香りの嗅ぎ方


春の香り

春は一斉に香りを放つ植物達でいっぱい

昼夜とわず、さまざまな場所で香りが漂う一年で最もエキサイトな時期です


【これから咲く花、香る風物一覧】
3月から5月頃が嗅ぎ時

春前半

春は、年中で最も香りの花が多い時期

菜の花、水仙、ニオイヒバ、沈丁花、ジャスミン、シークワーサー、ワカメ露店干し、野焼き、イカナゴを炊く兵庫県の住宅地界隈、ムスカリ、ニオイタイツシャリンバイ:排ガスに強いので道路沿で発見できる菜の花:河川敷、田畑ボすみれ、モクレン、ヒサカキ、シュンラン、コブシ、香りツバキ、茶摘み、マンゴー、沙羅双樹、三椏、コーヒーフラワー、キンセンカ、フリージア、ハナニラ、ヨモギ、イブキジャコウソウ、オガサワラクチナシ、トウタネオガタマ、ムベ、イランイラン、ライラック、ニオイ桜、桐、フジ、アカシア、イヌコウジュ、ミズメ、こぶし:街路樹シュンギク、月桂樹、ヒサカキ、シキミ、ブルーベリー、岩牡蛎解禁、ユーカリ、カリン、サクラソウ、イジュ、下がり花、ミカン等



春後半

テッポウユリ、ミズメ、ドングリ、ガマズミ、キウイ、カツラ、れんげ、ジャスミン、アケビ、クチナシ、サンザシ、ニセアカシア、ハナニラ:庭、公園沈丁花:庭木、公園など、香りが強いシャリンバイ、新茶、クロツグ、ニンニクカズラ、ハマナス、イヌビワ、マロニエ、泰山木、柿、カモミール、トベラ、ボタン、カタルバ、アイリス、ハマナス、エゴノキ、バラ、ホオノキ等


静かな朝夕の散歩時に、鼻を澄ませば香りを発見しやすいです。

よもぎ:野山、公園、河川敷フジ:公園の藤棚、山間部ヨモギなどは、見つけやすいので手始めに「嗅ぎ人デビュー」にもってこいです。指で触れるとヨモギ餅の、あの香りが楽しめます。気分もすっきりとしますよ。シャリンバイや、沈丁花は花が小さい(1cm未満)ので香りを頼りに探してみて下さい。

(植物名の場合は、ほぼ花の香りを示しています)
香りの嗅ぎ方・嗅感度チェックLinkIcon

いつもどこかで香りのリレーが続いてる

 

冷やしあめ(生姜のジュース)は、夏に飲めば体温を下げてくれます。冬に飲む生姜湯は身体を温めてくれます。

 6月頃

梅雨の恵を受けて極暑の準備

どくだみタイサンボククスノキ

夾竹桃クレソンくちなし(一重)

くちなし(八重)くさたちばなジャカランダもっこく

クチナシ(西表島)鮎〔香魚)

 7月頃

とうねずみもちはまゆう ラベンダーふじうつぎアベリアユウスゲ(伊吹山)キカラスウリオシロイバナユリ鰻蒲焼ゴーヤの葉

 8月頃

太陽の恵を受けて

サガリバナジャスミン早乙女花オニユリショウガハマゴウ枝豆スイカ月下美人花火ゴーヤキョウチクトウ

雨に押されて咲くクチナシ
dsc_8785.jpg梅雨が本格的に始まると山梔子(クチナシ)の季節 dsc_8789.jpg遠目に白い花が目立つ dsc_8833.jpg純白 dsc_8791.jpg一重咲き dsc_8826.jpg遊歩道脇を彩る dsc_8832.jpg甘い濃厚な香りを辺り一面に放つ r0014059.jpg八重咲き dsc_8835.jpg深い緑の葉に似あう dsc_8846.jpg dsc_8855.jpg dsc_8857.jpg dsc_8896.jpg dscn2622.jpg r0013942.jpg r0013938.jpg dsc_5023.jpg r0014065.jpg r0014055.jpg

夏は、ゴーヤの甘い葉の香り、苦い味で暑気払い。

涼しさは苦味から?

夏は青臭さで暑気払い


公園のフェンスにゴーヤが実っていました。どのような経緯で実ったのか、生命力を感じました。大阪市中央区 難波宮跡公園

ゴーヤチャンプルーになるのか?

ゴーヤといえば、チャンプルー(炒め物)が一番かと思いますが、氷と一緒にミキサーにかけると、ゴーヤジュースができ上がります。沖縄で、「さがり花」を観察している時に、近くの方が差し入れてくれた事を思い出します。苦み走った味と青臭い香りは暑気払いに一番です。


折からの節電対策のエースとして人気急上昇

生育が早いのと、葉が広いので直射日光を遮るのに今や定番。
この季節、車窓から家々の庭やベランダを眺めると緑に黄色の光景が目に飛び込んできます。
ゴーヤ飽きた来年は、ヘチマか、胡瓜などもいかがでしょう。同じように広い葉が涼感を演出してくれます。

家庭菜園では、実よりも花

ゴーヤの実の苦みは暑気払いに最高ですが、日よけ用の栽培では大きなゴーヤづくりは、肥料の管理が必要と思いますが、お花は肥料を気にしなくても手軽に楽しめます。

伊吹山 (滋賀県)ユウスゲ
dsc_6897.jpg滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山は、冬はスキーで賑わっています。 r0021909.jpg3合目のユウスゲが咲く高原へ林道を登る。 dsc_6898.jpgユウスゲは、夕暮れより開花が始まる。 dsc_6927.jpg3合目辺り一面にユウスゲが開花。 dsc_6900.jpgユウスゲ2輪。仲間のニッコウキスゲは昼咲き。 dsc_6972.jpg間もなく夕暮れ。 dsc_6964.jpg3合目まではゴンドラでも登れる。 dsc_6945.jpg続々と咲き始める。 dsc_6916.jpgノイバラも、ひっそりと咲いていました。 dsc_6937.jpgたった1日で花を終えるユウスゲ。 r0021934.jpg香りがあたりに拡がる。
伊吹山の3合目高原に夕暮れから咲く「ユウスゲ」探訪(2011年7月)

 

夏は、ラベンダーの香りを
嗅ぎに行こう!

静けさの中に広がる香り

自分好みのラベンダーを探してみましょう


早朝のラベンダー畑は静寂そのものです。まるでラベンダー畑が音を吸収しているようで、聴こえるのは、蜜蜂の羽音と僅かな風の音だけ。太陽の下でハーブに対峙する貴重な一時を盛上げてくれるようでした。

広い、ラベンダー畑の真ん中に身を沈めると、なんともいえない解放感と幸福感に満たされてきます。香りと、心地よい光景、穏やかな音が奏でる最高の時間を体験できます。

ハーブ園や、産地では、幾種類ものラベンダーを栽培されている事が多いので、自分の好みの香りを探しに行くのも楽しみの一つでしょう。

夜明け直後の清々しい空気感

中には、白いラベンダーや、純国産のオカムラサキといったとても香りのいいものもあります。気に入れば精油(アロマオイル)や、ドライラベンダーなど香りのお土産を買うのも楽しみです。

十勝岳がかすかに望める

見渡す限りラベンダーラベンダー、ラベンダー。
こころの深部まで滲みる。

ラベンダー摘み蝶も蜜蜂もやってくる


ラベンダー畑では、少し肩の力を抜くとすぐに眠たくなりますので、余裕を持って訪れるといいでしょう。たっぷりと心に滲みるまで味わいましょう。

ラベンダー畑の真ん中で

香りを感じましょう。

各地のハーブ園では、ラベンダーが栽培されていますので、早朝か、夕方等比較的人出の少ない時間帯を目指して訪れると楽しみやすいです。しかも香りがよく飛散する時間帯です。

珍しい「濃紫ピンク」という品種。

北海道で栽培されたオカムラサキという品種は、富良野ラベンダーの貢献者であるファーム冨田の開発品種です。

「オカムラサキ」は色が薄い

1990年に南フランスのモンブランで開催されたラベンダー精油品評会で一位に認定された精油です。日本人好みの親しみやすいとてもいい香りです。

まさしく「ラベンダーの海」

ゆっくりと最高のアロマテラピーを堪能しましょう。



ラベンダー畑の多くは、収穫を目的に栽培していますので、確認してから出かけるようにしましょう。


撮影:2005年7月17日 北海道富良野
ポプリの里、彩花の里、ファーム冨田等

感香旅行「ラベンダー」LinkIcon


夏の香り

夏の香りは、朝夕が狙い目

山開き、海開きで夏も本番。夏は朝夕の凌ぎやすい時間帯に、香りを求めて楽しみましょう。

くちなし

【夏に咲く花、香る風物一覧】
6月から8月頃が嗅ぎ時

夏前半

夏は、夕立の後の香りたつ時間帯がベストです。


野いばら、ドングリ、オリーブ、イジュ、コアジサイ、シャラ、おとめゆり、月橘、福木、梔子、ヤブニッケイ、シナノキ、夏みかん、柚、匂いバンマツイ、夾竹桃、浜茄子、アベリア、白粉花、イジュ、サガリ花、スズラン、どくだみ、泰山木、ホオノキ、月下美人、ランタナ、匂いシュロ蘭、キカラスウリおにゆりチョウジソウニチニチソウ早乙女花、ハマユウ、セイヨウニンジンボク、山百合、ウツギ、シマトネリコ、合歓木等



夏後半

月桃、夜香木、ゴマ、葛、ジャスミン、ハマゴウ、クサギ、麝香草、青桐、サンセベリア、ユリ等マダガスカル ジャスミン


夕涼みがてら香りを楽しみましょう。

さがり花ハマゴウ夏の「嗅ぎ人デビュー」は、梔子(クチナシ)が、見つけやすくお勧めです。一重のクチナシは初夏に咲き始めます。八重咲きのクチナシは少し遅れて開花します。花を水盤に浮かべると涼感が合って素敵ですが、甘い蜜に蟻が寄ってくる事もあるので注意。


合歓木の花カナリー椰子の花
(植物名の場合は、ほぼ花の香りを示しています)
香りの嗅ぎ方・嗅感度チェックLinkIcon

 

秋は栄養吸収率の高い季節。冬に備えて身体づくりをしましょう。美味しいものや、いい香りを堪能しましょう。

 9月頃

実りの季節の香り

秋茗荷酢橘と秋刀魚すだち

松茸新蕎麦かぼす

 10月頃

実りの季節の香り

ミゾソバ栗きんとん栗きんとん

銀木犀金木犀

銀杏かぼす菊人形

生姜バラ(秋咲き)エンゼル・トランペット新米

サンマ 芋ご飯

茶花の香り
dsc_8835.jpg狭山茶 埼玉県狭山市 丘陵地の至るところに茶畑 2019-11-08_12.43.42.jpg 2019-11-08_12.44.01.jpg dsc_8846.jpg狭山 生け垣にも茶の木。収穫用ではないので樹高が高い。 2019-10-13_16.26.34.jpg航空公園内の茶畑 埼玉県所沢市 dsc_8791.jpg栗林公園 11月中旬 香川県高松市 茶畑 dsc_8826.jpg近寄ると茶花が咲き乱れていました dsc_8832.jpgツバキ科ならではの丸っこい花がかわいい。椿や木瓜の花にも似てる。 r0014059.jpg雌しべが多いのが特徴。甘苦い香りが心地いい。 dsc_8785.jpg島根県 青野山を望む茶畑 dsc_8789.jpg dsc_8833.jpg茶葉育成のため花は摘み取られ、下の方の取り残された茶花を発見

 11月頃

実りの季節の香り

ヒイラギ木犀カリン銀木犀バラ(秋咲き)

バラ(秋咲き)アメジストセージの葉カツラかつらの葉

柚子ラッキョウ

 


ローズガーデンは、
天然のアロマテラピー

究極のアロマ浴でリフレッシュ

バラを眺めながら、香りで満たされる


秋咲きのバラをたっぷりと味わいに出かけませんか。お部屋の中のアロマテラピーも気持ちいいですが、ビジュアルも楽しめるローズガーデンでの天然100%のアロマテラピーは格別です。

伊丹市 荒牧バラ園

ローズガーデン浴にはハーブテーをポット持参で


ローズガーデンは、各地にあります。バラ専門の庭園もありますが、植物園や遊園地の一角に整備されていたりします。温かいお茶とベンチに敷くハイキング用のざぶとん持参でゆくと、ゆっくりできます。

大阪千里 万博公園バラ園

植物園、ハーブ園の一角にあります


ちなみに関西なら大阪千里の万博公園をはじめ、ユニバーサルスタジオ、枚方パーク、宝塚ガーデンフィールズ、須磨離宮公園、布引きハーブ園、伊丹の荒牧バラ公園、浜寺公園バラ庭園、中の島公園バラ園、靱公園バラ園などがあります。

大阪市 中之島公園 バラ園

近くのローズガーデンを探す。


大きなバラ園も種類が豊富でいいですが、量に圧倒されるので、こぢんまりしたバラ園などお勧めです。

ローズガーデンのベストシーズン


春と秋です。春咲き、秋咲き以外に四季咲きのバラもありますが、季節のいい春秋が種類も豊富でたっぷり楽しめます。

秋は、身近なバラ園にでかけよう

特に、秋咲きのバラは香りが春に比べて強く感じる事が多いです。春咲きに比べると秋のバラは小ぶりで花数も少ないと言われていますが、写真をご覧頂いても分かるように、充分に楽しめます。

伊丹市 荒牧バラ園


まずは、近くのローズガーデンを探してみましょう。Netや友達情報やタウン誌などでお気に入りが見つかったらタイミングを見計らって訪問しましょう。

ローズガーデンごとに代表的なローズがあります



それぞれのローズガーデンごとに、特に大切に育てているローズがあります。希少種や貴重種などです。大阪の浜寺公園には、アンネフランクが育てていたバラの種を改良しアンネの父に捧げたローズがあります。とてもきれいです。他にも代表種がありますので、お目当てに出向いてください。

ベストシーズン


時期は春なら5月〜6月。秋なら10月〜11月あたりです。気候や地域によって異なりますので事前にチェックして下さい。

浜寺公園バラ園

LinkIcon日本のバラ園(リンク)NOIBARA

お気に入りの香りを探す

色と香りの関係?

最も香りが立つ時間帯は朝夕です。できれば太陽が昇る直後辺りが濃厚な香りを楽しめます。または、日没頃も香りを楽しめます。

嗅ぎPointも探そう

すべての花を嗅ぎ回ると傍目にも美しくありませんし、なにより鼻が疲れてしまいます。朝夕は、嗅覚も優位な時間帯ですので早めか遅めに訪れるのがいいでしょう。

ナエマ

白系のバラはよく香る


香りのよく立つバラは、白系のが多いようです。花の近くに寄れば香りが飛び込んできますので「一目ぼれ」感性を全開にして探してみましょう。


アスピリンローズ

気に入ったバラに出会えれば、写真を撮るか、スケッチをして名前も記録しておきましょう。あわせて香りの印象を記録しておくと楽しいです。

大阪市 中之島公園 バラ園

白系の花は相対的に香りが立つものが多いです。花の近くに寄れば香りが飛び込んできますので「一目ぼれ」感性を全開にして探してみましょう。

気に入ったバラに出会えれば、写真を撮るか、スケッチをして名前も記録しておきましょう。

ワイン好きの人が味わいの記録をとるように。


アロマテラピーに使用するローズ精油の産地は、ブルガリアやモロッコ、グラース産が有名です。園芸種と異なり小ぶりのダマスクローズやローズ・ド・メイや原種に近いバラの花です。

野いばら(テリハノイバラ)

それらのルーツが日本の野いばらと言われていますので、ローズガーデンに訪れたら、野いばらをチェックしてください。原種は香りも濃厚です。


USJ Roses of Fame
LinkIconUniversal Studio Japan「Ros
「Roses of Fame」

名前の由来が深〜い


バラの名前は、歴史的な名前がついたものや、イメージから命名されたもの、品種改良に関わった人の名前など由来やドラマがあります。

アンネフランクのバラ

お気に入りのローズの物語を調べてみると楽しみが広がります。

LinkIconバラについて Wikipedia

柑橘の感香花

〜島根 美都〜

秘境の柚子

島根県益田市から東へ、かつては秘境として人を寄せ付けない山間部に柚子畑が広がっています。5月の連休明けに開花し、11月に実ります。

美都地区の山間部に至る所に柚子畑が点在しています。

美都温泉を中心に道路が広がっていますから、ドライブするとすぐに見つかるでしょう。家々の庭にもほとんど柚子が植えられています。春の開花が一番香りを楽しめますが、秋の収穫期も黄色い色がとてもきれいで見応えがあるでしょう。


5月上旬そろそろ開花平地では稲作を、こういった傾斜地は柚子栽培に適しているようで、段々畑の柚子畑や、田んぼの脇、山間部のわずかな傾斜地に植えられている。

花の香りは5月中旬


5月連休明けに開花柚子畑の感香は所有者に目的を告げてから楽しませて頂きましょう。

香りの楽しみは、傍目には不審者ぽくも見られがちなので、一言告げておくと安心されお話も聞けるかもしれません。

柑橘類は、花の香りが絶品。


5月の、開花時期には朝か夕暮れを狙って訪問すると強烈な香りの乱舞が楽しめます。あまりの香りに酔うかもしれません。心がすごいボリュームで平穏になってゆきます。日中も楽しめますが、朝か夕方以降は香りの量があふれんばかりなのでお勧めです。


11月頃から完熟

果実は秋まで待て


薬味の柑橘類では、とても人気の柚子です。収穫直後の「ヌーボー柚子」を秋の収穫時期は、安いものなら1個30円ほどで売店で購入できます。皮も実も楽しめますのでジャム作り、生搾りして柚子酢、お風呂に浮かべたり、薬味、余ればポン酢づくりなどして存分に楽しめます。





収穫用に低く選定された樹形が美しい
2011年5月3日撮影

花の香りは5月中旬頃が嗅ぎ頃

五月の連休開けあたりの1週間くらいが嗅ぎ時です。美都温泉を中心に、周辺に柚子畑が点在しています。収穫期は、邪魔にならぬように注意して楽しみましょう。

収穫時期は、毎週火曜日にゆず湯

柚子の感香の後は、温泉で仕上げ
柚子の最盛期なら柚子風呂が楽しめます。



美都温泉は、アルカリ単純泉で少し濁った透明泉で肌がぬるっとして、よく暖まります。掛け流し33度の良泉です。柚子の収穫期には、毎週火曜日にゆず湯が提供されます。


近隣には、ペンションや、温泉宿があり静かな山間のひとときを楽しめます。

温泉横に道の駅があるので、情報週報に立ち寄るといいでしょう。柚子を使ったジュースもぜひ飲んでください。とても人気が高いようです。

美都温泉

美都温泉 湯元館
島根県益田市美都町宇津川ロ630-3
TEL.0856-52-2100
FAX.0856-52-3668
定休日:毎週水曜日

美都温泉の売店で格安で売られている
LinkIcon道の駅サンエイト美都
道の駅に隣接して美都温泉があります。


大きな地図で見る

柚子の里探訪
dsc_7305.jpg柚子色と、緑のコントラストが美しい。 r0023426yuzu-m.jpg柚子風呂にしようか、絞って柚子酢にしておこうか dsc_7299.jpg島根県美都の柚子(11月初旬) dsc_7378.jpg dsc_7359.jpgこのあたりの家々には、柚子と柿がセットで植えられている。 dsc_7320.jpg柚子の段々畑。 dsc_7291.jpg dsc_7274.jpg dsc_7332.jpg dsc_7334.jpg dsc_7376.jpg直径8センチほど。 r0022895.jpg陽の当たる斜面に柚子が輝く。 dsc_7358.jpg山間部に柚子の畑が拡がる。 dsc_7439.jpg付近の売店で格安で入手できる。
島根県益田市美都町の柚子

いい香りがする晩秋のカツラ。事前に所在を見つけておこう。

dsc_7105.jpg葉は、ハート型。 dsc_7105.jpg裏は少し薄い色。 r0013833.jpg水場近くで見つけられますが、,公園や施設の植栽にも使われています。(5月 丹波篠山) r00135338cj81e91e58er8de868c8e.jpg桂の大木はめずらしい。(6月 京都大山崎) dsc_7106.jpg根元から幹が何本も伸びている。川や水を好む。(7月 滋賀県醒ヶ井) r002245983j83c8389928694v93872011-9-24m.jpg大阪 中之島のカツラ9月 r0020898948b96a28aae.jpg山口県 萩市5月 dsc_0963.jpg渓流を好む桂。10月 兵庫県但馬 但馬高原植物園 dsc_1323.jpg山深い水場にひっそりと佇む。島根県浜田市(門田の大かつら) dsc_1368.jpg香り立つ落葉 島根県浜田市(門田の大かつら)11月初旬 r0018387_edited-2m.jpg紅葉と桂の落葉。12月 大阪市内(藤田邸跡) img_290189d4948e83j83c838982cc96d810-4-19.jpg大阪 花の万博記念公園のかつら並木 2019-10-16_12.11.44.jpg埼玉県所沢市「彩の国公園」池の周りが桂の木 10月中旬 2019-10-16_12.13.06.jpg埼玉県所沢市「彩の国公園」 2019-10-16_12.12.47.jpg埼玉県所沢市「彩の国公園」 2019-10-16_12.13.14.jpg埼玉県所沢市「彩の国公園」桂の森とよんでいいくらいの豊かな桂の森 83x83n838a815b839383v838783b83g81i2011-12-012013.27.2281j.png 感香旅行「桂の葉」ページへLinkIcon

 

秋は森へ甘いカラメルの香り
に包まれに行こう!

水の音を目印に探そう

ハート型の葉っぱと川が目印です。


花や実が香りを放つのは不思議ではありませんが、落葉からとても良い香りがすれば、少し驚きます。しかも、辺り一面にほのかな甘い香りが(時に香ばしい)漂っていると、なんだか森の不思議さがさらにロマンチックなものになります。


桂の木は、水場近くの湿ったところを好みます

香りの源は桂の葉です。桂(カツラ)の木は、神社や深い森で出会えます。自生のものの多くは、水量のある川沿いに、また谷川の中に見つける事ができます。尾根よりも谷を探すといいでしょう。

桂の木は、何本もの枝を延ばしています

森に甘いカラメルの香りが漂い、
どこからか妖精が出てきそうな気配

ハート型の葉の目印


桂の葉は、落葉してはじめて香りを放ちます。甘いカラメルの香りだったり、場所によって醤油煎餅を焼く時の香りにとてもよく似ていますからすぐに分かります。葉の形もきれいなハート型で、香りも形もよい木です。



撮影:2005年10月10日
兵庫県 但馬高原植物園


2010年6月日 京都府 
アサヒビール大山崎山荘美術館
感香旅行「桂の葉」LinkIcon

兵庫県但馬地方

但馬高原植物園の桂は甘く香っています。

土壌の加減か、気候の加減か、甘く香ったり香ばしい桂の葉がありますので、探す楽しみも増します。

桂の木のそばに水飲み場がありました。

きれいな水を好むのか、傍らに水飲み場が有り、美味しいお水を訪れた人が飲めるように整備されていました。(但馬高原植物園)



ほとんど、谷川の中に木があるという感じで、水が生命線の木だなと改めて感じた。

大山崎山荘美術館

桂の木は、公園や植物園、庭園などでも見つける事ができます。

【カツラ】(カツラ科)
北海道から九州に自生。水脈のあるところに多く自生。
落葉時期は、晩秋。
葉を乾燥させると香りがよく感じとれます。
葉から甘い香りが漂う

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イチョウの実は雌の木になる。
dsc_1773.jpgイチョウの紅葉 dsc_1782.jpg遠くから一目でわかるイチョウの木 dsc_1761.jpg街にも秋 dsc_1674.jpgイチョウの紅葉基準木 大阪のイチョウの紅葉は大阪城の西の丸公園入口のこの木が基準となる dsc_1680.jpg一面の絨毯 dsc_1683.jpgイチョウの基準木は、巨木 dsc_6448.jpg葉が落ちる頃、銀杏の実も落ちる r0027874.jpg銀杏の実は悪臭を放ちますが、種は煎ると香ばしい香りと食感で秋に欠かせない味覚。10月 LinkIcon

寒さをほんのり和らげる、春の香りのプレリュード

 

 12月頃

巣ごもり時の香り

ユズ山茶花(さざんか)さざんか(山茶花)文旦風呂枇杷ソシンロウバイ

柊(ひいらぎ)開花情報
r0019325.jpg2011年2月21日 柊の花もほぼ終わり名残の花が春を確認しているようです。 r0018872.jpg2011年1月8日 柊の開花のピークも過ぎたか、大阪市中央区にて r0018693.jpg2010年12月17日 軒先で柊がんばる。 r0018579.jpg2010年12月12日柊開花。 r0018561.jpg2010年12月7日柊開花はじまる。大阪市にて r0018480.jpg2010年12月4日柊(ヒイラギ)の蕾。大阪市にて

 1月頃

巣ごもり時の香り

春の七草ムーチー(餅:沖繩)スイセンスイセン文旦カニ金柑 ソシンロウバイソシンロウバイ ウメ

 1月頃

巣ごもり時の香り

春の七草ムーチー(餅:沖繩)スイセンスイセン文旦カニ金柑 ソシンロウバイソシンロウバイ ウメ

 2月頃

巣ごもり時の香り

キンカンキンカンウメ野梅

r0018893.jpg梅の原種「一重野梅」は、豊潤な香りが楽しめる。 937e8e8ar0018902.jpg真っ先に開花する「冬至」梅

冬の香りいろいろ
suisendsc_1928.jpg真冬の風景を明るくしてくれる水仙 908590e5dsc_1908.jpg風当たりの強い所で逞しく生きる dsc_1932.jpg水仙のひんやりさわやかな香りを嗅げば、春が早く来る? dsc_2276.jpg落ち葉のジュータンが、心地いい香りを漂わせる dsc_2144.jpg春の声 dsc_2141.jpg梅園の入口付近に要チェック! 姿、香りの良い種も豊富です。 dsc_2976.jpg山茶花、白い花、淡いピンクの花もある dsc_2942.jpg臘梅は、とても甘い香りを放つ dsc_2797.jpg枇杷の花、杏仁豆腐みたく美味しい香り

寒さこそ
最高の引き立て役

水仙の香りは冬の妖精の言葉

真冬のちょうど中心にいるような気持ちがしてくる


真冬の花の香三種(梅、山茶花、水仙)の中で、水仙は、梅が春の期待を感じさせる甘い香りとは異なり、あくまでも凛とした崇高な印象があります。

春を迎えるには、まだまだ早いですが、真冬を感じるにはうってつけの香りです。清々しく、さわやかな香りは、体内の汚れもきれいに流してくれるようなも感じます。

真冬のナチュラル・アロマテラピーに水仙郷を訪ねる旅はいかがでしょうか。


紀伊水道に浮かぶ沼島を望む

立姿が細腕のようだが力強い

水仙の自生場所の多くは、風当たりの強い崖っぷちです。よりにもよって、厳しい環境を選ぶのか不思議です。だからこそ、水仙のあの凛とした男前な香りが誕生するのか、一度水仙に聞く機会があれば、教えてもらいたいものです。

香りの強さが寒さを忘れる

肌を切る風が育む真冬の絵巻

黒岩水仙郷の入口


淡路島の黒岩水仙郷は、房総半島、伊豆半島、越前海岸にならぶ水仙群落です。何れの地も寒風吹き荒ぶ場所ですが、香りる植物の少ない真冬の貴重な「嗅ぎ場」です。

開花は、概ね1月から2月頃までと比較的長い期間開花していますので、開花の知らせをチェックしながらお出かけ下さい。

漂着した球根を山に植えたのが始まり

急斜面に500万本の野生水仙が嗅ぎものです。

淡路島は、海峡と灘、湾に囲まれた日本神話にも登場する島です。かつて、日本に最初に漂着した香木もこの島です。そういう意味では、自然の貿易港なのかもしれませんが、香木も水仙も共に香り繋がりで少し不思議なものを感じます。

へばりつくように咲き誇る。


香りを堪能しながらの眺望は異次元

淡路島の南側に位置する黒岩水仙郷は、風と太陽が降り注ぐ急斜面にあります。かなり、人の手による管理がなされており、遊歩道も完備され子どもから大人まで楽しめます。

一重咲きの野生ニホンスイセンが広がる

斜面の頂上には展望スペースが有り、紀伊水道に浮かぶ沼島や、遠く和歌山や太平洋を望めます。風に当たりながら、水仙の語りかけるような香りをしばし聞いてみるのも、冬ならではの楽しみです。

黒岩水仙郷から少し76号線を東に行けば、立川水仙郷もありますので、時間が許せば併せてお楽しみ下さい。


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撮影:2007年2月3日
兵庫県 黒岩水仙郷
感香旅行「水仙」LinkIcon

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【追記】淡路島「黒岩水仙郷」最新情報
2024年2月の時点
黒岩水仙郷は2年間の閉園後、2023年12月のリニューアルオープン時にはカフェなど新設されが水仙畑の規模はほぼ半減していました。紀伊水道を望む優美な斜面は閉鎖され、東側駐車場あるの内陸部の谷斜面のみとなっていました。近隣に居住なら訪れてもいいでしょうが個人的には遠方より訪れる価値は感じれれませんでした。(写真で見えている範囲が水仙郷です)
淡路島水仙の丘 (3月中旬〜下旬頃開花)

近隣にあった立川水仙郷は2023年9月に閉園。代わって別の民間の水仙園が開園しています。黄色いラッパ水仙が大半です。香りはほとんどないです。
兵庫県淡路市多賀369−9