嗅覚教育概要
嗅覚教育の目的
・嗅覚能力の低下の抑止
・感じ取る能力の向上を図る(頭だけでなく五感のすべてで感じとる感覚を養う)
・自我中心の世界観から、心の窓を拡げて心の豊かな社会づくりを図る(受容)
・マルチセンサブルに直感力を養い、個性豊かな社会を作る
・自然を楽しむ心を養ない豊かな人生を過ごす
(嗅覚教育の概論)指導者向けの教育 嗅覚教育を行う前に知っておくこと
・香り生理学(鼻の働き)-----香りの本質を学ぶ、アロマテラピー
・嗅覚器官のメカニズム(自律神経系に働きかける。他の感覚器官との比較と嗅覚の特異性について学ぶ)
・香りと匂いの働き(何故臭く感じるのか、何故いい香りとして感じるのか香りのメッセージを読みとる)
(嗅覚教育の実際)現場のプログラム
・嗅覚教育メソッド
・香りあそび
・嗅覚表現法(言語表現法:香りの感じ方表記法、オイリュトミー、香りのクラフト、香水づくり
・嗅覚指導論(嗅覚教育を進める中での注意点:嗅ぎ方、閾値について、
嗅覚力の違いと対処法(個別に嗅覚能力は異なりますが、嗅覚力の高い子供と、嗅覚力の低い子供への対処法)
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鼻の能力を知る(匂いを嗅ぐ側の科学)
匂いを放つもの(匂いの発生側の科学)
匂い、香りと嗅覚の関係
嗅覚だけ特化する感性を養うのではなく、五感の中の立ち後れた嗅覚を復権させてマルチセンサブルな感性を磨く。
嗅覚と視覚を使った五感遊び
幼児期に高齢者の体臭に出会う
互いの汗の匂いを体験する
泥遊び
大地の香り
年齢別のプログラムの開発
嗅覚教育で子供はどのような感性を拡げるのか
子供には一切の事前情報を与えず「森を感じる」というテーマで、森に何があるか探索に出かける。(テーマにふさわしい森、もしくは公園など、芳香樹や芳香植物が豊富な時期に行う。できれば朝夕の香りがたちやすい時間帯に実施しましょう。)
◎プログラム
・感じる時間は時間は5分のみ
・みんなで感じたものを発表するこれらを感覚に分けて表示する
たんけんノート |
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みておもしろかったもの | |
さわっておもしろかったもの | |
かいでおもしろかったもの | |
きいておもしろかったもの |
・感じるというのは「見る、触れる、食べる、聞く」だけではないことを学ぶ
・各感覚について
・森へ出かける
(嗅覚教育メソッド編纂資料一部)