香りと嗅覚に特化した
体感教育の場提案
視聴覚情報が万能の時代ですが、嗅感覚を呼び覚ます事で他の感覚器官も活性すると言われており、五感を総合的に開く事で、本来の体感教育が実現するものです。
嗅覚の不思議な仕組みや香りの特性と両方の側面から「嗅ぐ」事の意味や役割をハンズオンで学ぶ施設です。
諺に「目で見て鼻で見よ」という言葉がありますが、先の見えない時代だからこそ感覚を養う事の大切さを再認識するきっかけが求められています。
展示の計画一部を紹介いたしました。
▲動物の嗅覚 香りの仕事カタログ▲
▲動物の鼻体験(嗅覚能力の差異認識) 香りの仕事カタログ▲
犬の嗅覚の鋭さは、有名ですが、トリフを探す豚や、数キロ先の匂いを感知できる象、エサにした鼠に引き寄せられるハブ、地上の動物よりも鋭い嗅覚を持つ海の生き物などそれぞれに特有の嗅覚を持っています。動物ごとの嗅感度の違いをバーチャル体験できる「動物の鼻体験」。
▲犬の嗅覚体験 生活の基本臭カプセル▲
▲犬の嗅覚体験 生活の基本臭カプセル▲
体験しておくと生きる力が注入される?「生活基本臭体験カプセル」。
▲香りの図鑑 5つの森林浴探検▲
▲香りの図鑑 5つの森林浴探検▲
森ごとに、また季節、時間によって変化する森の香りを体験できる「森林浴体験」。
▲香りのメッセージ 鼻の仕組み▲
▲香りのメッセージ 鼻の仕組み▲
ワサビを食べたり冷たいものを食べた時に「ツーン」と来る場所が、嗅覚の最前線、嗅上皮です。口や鼻から入った香り情報が大脳中枢へ届くまでの道筋を紹介。
▲香りのマジック(香りの濃度で香りが変化) 謎のナルドの香油(歴史の中の香油)▲
▲香りのファクトリー マジックカフェ▲
▲香りのファクトリー マジックカフェ▲
「味」と思っていた感覚が、実は嗅覚で感じていることはとても多いのです。味覚と嗅覚への提示のトリックでなんと、まさかの味嗅覚体験ができる「マジックカフェ」や、オートマチック香り製造機「香りのファクトリー」。
▲スカンクじゃんけん ハロー香りロボ▲
▲スカンクじゃんけん ハロー香りロボ▲
香りでコミュニケーションする「ハロー香りロボット」や、じゃんけんに負けるとスカンクが○○○な匂いを発射する「スカンクじゃんけん」。
当プランは、1993年に作成したものです。
お問い合わせ
copyright2010PeppermintStudio&香りの環境研究所
ミュージアム併設
「香りガーデン」
オープンミュージアムとしての
センティッドガーデン
「生活基本臭」を体験できる屋外施設では、自然界の香りを体験できる「香りのガーデン」を設けます。四季折々の香りを体験できる樹木類の植栽を施します。
香りの体験は、特に嗅覚が優れた方が多い視覚障碍者にも対応したユニバーサルな展示計画を行います。エリア内では、香りのネイチャーゲームも行えるように整備します。
嗅覚教育ミュージアム構想
香りのミュージアム構想意図
香りの環境研究所
成瀬守弘
次世代を担う世代には、五感教育の中で最も手薄な「嗅覚」に関して理解を深め、時代にふさわしい体感教育(感覚)のと人間教育が求められています。
香りのミュージアム構想(嗅覚教育の拠点)
香りの魅力や役割、楽しみ方、未来的な可能性について体験しながら学べ、参加しながら楽しめるそんな嗅感覚を核にしたミュージアムやミュージアムがこれからは必要になるでしょう。
日本の古い諺に「目で見て鼻でも見よ」という古い諺があります。ものを見定めるのに、目だけだと充分でないということてす。”つまり五感でものを見た方か確かです”とも解釈できます。
現代の視覚中心のモノの見方が先行した社会では、喚覚でモノを見るということが忘れられられていました。昨今こういった状況に少し変化が起こりはじめました。
香り商品のプームがそうですが、またまだ香りに対する認識が画一的で、香り=香水とか、ルームコロンといつた即物的なものや刺激の強い芳香材がすペてのように思われています。
香りや嗅覚のことが学べるのミュージアムの概念は、香りの面自さを音楽や他のメディアに香りを加えた五感で感じ取るミュージアムです。鼻で見る展示、鼻で感じ取れるエンタテイメントがぎっしりつまった、今までにない全く新しい体験ができる内容です。
また目にハンティキヤップのある方や大人でも楽しめる施設です。