成瀬守弘
Morihiro Naruse
香りの環境研究所所長
PEPPERMINT STUDIO主宰
嗅覚教育
香りの環境計画
プランナー
企業顧問を歴任
旧満州生まれ。
大阪芸術大学デザイン学部卒。
在学中よりデザイン業務の受託を受け、卒業と同時に行政、マスコミ、広告代理店、企業の商品開発、販促企画を行う。
盲人向け施設の計画をきっかけに嗅覚デザインの必要性を感じ独学で嗅覚と香りの働きについて学ぶ。後に香りの人と香りの関係を独自の体系で捉えた人が生き生きする香りの環境計画や、幼児教育分野における嗅覚教育プログラムの企画提唱をする。
○これまで
博物館、商業施設、文化施設、展示会、販売促進、商品開発のプランナーとしてとして活躍。後に「人と香りに関する快適空間」づくりを提唱し。多数の香りを用いた空間づくりに携わる。以後、香りのコンサート、NHK・朝日新聞社主催の大恐竜博覧会にて100万人に恐竜時代の環境臭演出、恐竜体臭演出で話題を呼ぶ。
出版分野では「楽しいハーブ教室」(ビレッジプレス刊)、アロマテラピー入門ガイド、恐竜の嗅覚についての博覧会用ガイド本を執筆する。
アロマショップのプロデュース、アロマテラピー関連業務等のコンサルティング、製品開発、香りの環境研究所業務として幼児向け嗅覚教育プログラム、香りのワークショップ、医療機関での香りを使ったケアプログラム等の開発と実践、看護と介護、視覚障碍者向けのアロマテラピー、香り関連の講演、マスコミ出演、執筆等で嗅覚の復権を進める先進的でユニークな活動を行なっています。
○これから
感覚喪失の現代人へ「感じる躰」づくりを癒しを取り入れたメソッドで実現。日本の特性にあったアロマテラピーとハーブ活用研究、ヒーリングプログラム、ワークショップ「香りの散歩」、ワイルドクラフト(自然探索)の普及、嗅覚・香りに関する執筆コンサルティング等先進的でユニークな活動を進めています。
●活動テーマ
「目で見て鼻で見よ」という日本の古いことわざがありますが、今ではほとんど使われていません。なぜなら現代の生活環境の多くは、ホ乳類であるヒトにとって五感を鈍らせるさまざまな障害や視覚優位指向があり、本来敏感だった他の感覚機能が弱まってきているからです。とりわけ嗅覚は原始的な感覚器官として意識下にも大変影響を与えることが実証されており、今まで重要視されていなかった嗅覚の大切さが最近、見直されてきました。香りとヒトの関係を認識し、嗅覚に対する意識を向上させ「感じる能力」を高める事がこれからの時代を生きて行く上で大切な事を、アロマセラピー(香りの療法)の理論に沿って伝えています。
●活動動機
「気持ちの良い生活の達成」を理念に環境デザインを仕事を通して、視覚中心に考える現代建築や空間デザインの概念が、社会の弱者にを無視したものであることに限界を感じ、ユニバーサルデザインを創造する上で五感のデザインの必要性を感じ、視覚、聴覚環境に加えこれまで無視されてきた嗅覚デザイン(匂いの制御と活用)をも取り込んだ五感環境づくりへとシフトした。空間デザインに手薄な「香りと人の関係」に関しての研究を通し、その有用性に目覚める。
●活動目的
「嗅感覚の復権」をテーマに、香りを感じる能力を呼び起こし、生きる力=感じる感度を高めるための様々なメソッドを通して貢献する。
●履歴
旧満州 黒竜江省 ハルビン市生まれ
大阪芸術大学デザイン科インテリアデザイン課程修了
卒業同年PeppermintStudio設立。
デザイン、商業施設・文化施設空間等のマスタープラン、海外の商業施設のルポ、販促誌の制作、行政のシンボルマークデザイン、PR誌編纂、などの業務を行う。
インテリアプランナー
2019-07-28
実 績
1985年「人と香りに関する快適空間」づくりを提唱。香りを用いた空間づくりを多数携わる。
1988年米国SESAMI PLACE、日本法人における香りの教育プログラム・展示施設開発
1990年「楽しいハーブ教室」監修(ビレッジプレス刊)、MEXICOインディオの香りに関するフィールドワークを行う。
1991年ハーブ輸入業務支援、ハーブ加工品卸会社設立支援
1992年米国自然科学グッズのチェーンストア「Nature Campany」の商品開発(ハーブティー、ポプリ)
1993年「香りのミュージアム」のマスタープランニング
1994年大阪南港「世界最大の恐竜博覧会」で恐竜の体臭スタンプマシンの開発、白亜紀の森の香り演出
1995年音と香りのコンサート演出、香りで元気になる方法(商品)を扱ったショップ「aroma angels」プロデュース。
1996年五感のバランス感覚を取り戻すため、香りのネーチャーゲームの開発や嗅覚教育プログラムによる嗅覚の復権を提唱。幼稚園児向けの「嗅覚教育プログラム」を実践。
1997年ハーブと香りのインターネットカフェ開発支援、「嗅覚デザイン」、「香りの教室」、「香りのお稽古」、アロマテラピー講師等の講演、セミナー活動を活発に開始。
1997年香りの楽しめるスポット紹介(香りの観光=感香旅行ガイド)や嗅覚にまつわる事など、五感で自然を感じる地球ライフの楽しみ方ヒントページ「香りと生活」サイトをInternet上に開設(現在「香りの環境研究所」サイト)。
1998年Aroma Natural Life講座を定期開催
1999年メールマガジン満月刊「香り、ほっとNEWS」創刊(2001年6月における発行部数2800部,アロマテラピー部門最高読者数)、ムーン・ヒーリングヒーリングキャンプの開催
2000年 嗅覚障害についてTV出演、リラクゼーション講座、アロマテラピー講座等多数行う。
2001年 クリニックにおけるアロマテラピーを使った「不眠症」克服実践講座開催、日本の風土にあったアロマテラピーとハーブや季節の草木の香りを取り入れた「香りセラピー」の研究、月のリズムと心と体を同期させる「Synchronous Moon Tuning」によるムーン・ヒーリング法の普及。ワークショップ「香りの散歩」。「香りを使った楽しい介護」講演。
2002年 香りの環境研究所設立
嗅覚教育プログラムの開発、嗅覚教育セミナー、嗅覚教育関連執筆、香りの感香旅行にまつわる諸活動を薦める。
◎マスコミ出演(テレビ、ラジオ)
・大阪テレビ「嗅覚障害」についての考察
・毎日放送ラジオ 諸口あきらのイブニングレーダー生出演「香り」をテーマのトーク
・ヤノ電器 コロコロ島探検隊 専門家に聞いてみよう 「鼻で自然を感じてみよう」
http://www.yano-el.co.jp/coro/colum/index.html
・日本短波放送ラジオ「香りについて」
・宮崎放送ラジオ
・KissFM神戸
他
◎マスコミ取材 (新聞、週刊誌、雑誌)
・毎日新聞 八木亜夫の交談楽語 「イヌの鼻も疑似体験」
・朝日新聞 香りビジネス好調
・朝日新聞 暮しの中で香りを楽しむ
・朝日新聞社「探嗅」
・毎日新聞 やさしさに触れる 感香旅行
・読売新聞社「五感ゆるめる 春を感じる香り」
・Living トークタイム「鼻でモノを見るんです」リビング新聞社
・AERA 「香り」朝日新聞社
・関西まるごと自然遊びBook「関西自然派インタビュー」
・デイリースポーツ「香りの楽しみ」
・大阪新聞 「元気に生きるヒント ニオイ」
・リビング新聞社「効く香りで勝負」シティリビング
・YOMIURI Weekly 「五感の警告 香り教育」
・C・WORK「暮しの中で深呼吸」大阪市交通局
・C・WORK「暮アロマテラピーの巻」大阪市交通局
他
◎著書
恐竜時代の香り(大阪書籍)
「楽しいハーブ教室」(ビレッジプレス)
「Guide to Aromatherapy」(マザープランツ)
「ラベンダー100%」(マザープランツ)
◎執筆
「ニューエイジマーケティング…哺乳類感覚論」QHO
「感性進化論」連載QHO
「アロマコロジー的生活」10回連載 Mind Body Fitness
「ニオイの失われ行く街」大阪保険医雑誌
「エンジョイネーチャーヒーリング」教育総研 みらい
「香りで自然とコミュニケーション」正食協会 コンパ21
「ムーン・ヒーリング」フレグランスジャーナル社 aromatopia45号
「香り遊び」学習研究社
「香りほっと、ニュース」(連載)住友生命
「ニオイの失われゆく街」大阪保険医協会 大阪保険医雑誌 ピープル
「香りの遊び」みらい 教育総研 子どもと考える情報誌
「これからのリラクゼーション法」三重県長寿社会推進センター あんだんて
「香りで自然とコミュニケーション」正食協会 コンパ21
「香りの心理学」大阪ガス
「香りほっとNews mini」住友生命
「香りの旅 広島県生口島レモン畑」旅行読売
「香りで広がる旅の可能性」旅行読売
他
◎監修
「五感を刺激する旅に出よう」香り編 SMILE meets
「春の香りを楽しむ」AEAJ誌 2016年Spring No.79 公益社団法人日本アロマ環境協会刊
他
◎画像提供(オリジナルストックフォト)
マスコミ各社への香り(主に植物中心)にまつわる画像の提供を行っています。
●講演・セミナー歴(抜粋)
成瀬守弘 近影2022年春
●2022年現在香川県高松市在住
2019-07-28